適正使用のお願い

イグザレルトを投与いただく際の確認事項

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投与中の腎機能・肝機能の変動、ヘモグロビン、血小板数の推移にご注意ください

*:クレアチニンクリアランス15mL/min未満、中等度以上の肝障害(Child-Pugh分類BまたはC)のある患者は禁忌です。

「イグザレルト適正使用ガイド 第6版」より抜粋

イグザレルトを投与いただく際の確認事項

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警告(抜粋)

〈静脈血栓塞栓症の治療及び再発抑制〉
1.2 成人の深部静脈血栓症又は肺血栓塞栓症発症後の初期3週間の15mg1日2回投与時においては、特に出血の危険性が高まる可能性を考慮するとともに、患者の出血リスクに十分配慮し、特に、腎障害、高齢又は低体重の患者では出血の危険性が増大するおそれがあること、また、抗血小板剤を併用する患者では出血傾向が増大するおそれがあることから、これらの患者については治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ本剤を投与すること。

「イグザレルト適正使用ガイド」より作図

 禁忌症例の確認/肝機能の評価

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肝機能の評価の指標には、肝硬変のステージ分類であるChild-Pugh分類(表)を使用してください。

 

Child-Pugh分類B又はCに相当する患者にはイグザレルトは禁忌です

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Pugh RN et al. Br J Surg 1973; 60: 646-649.

 

「イグザレルト適正使用ガイド」より抜粋

 

クレアチニンクリアランスの評価 (Cockcroft-Gault推定式)

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参考)
eGFR推算式には体重の要素が入っておらず、低体重の患者などではeGFRとクレアチニンクリアランスは相関しなくなる。したがって、イグザレルトの用量選択にeGFRを用いることは勧められない。必ず年齢、体重、血清クレアチニン値からCockcroft-Gault推定式を用いて、クレアチニンクリアランスを算出し、イグザレルトの用量を決定するべきである。

 

Expert opinion: 十分なエビデンスがないため添付文書やガイドラインには記載されていないものの、イグザレルトを実地臨床で使用するにあたって参考となる情報を、監修委員の先生方のご意見をもとに記載した。なお、ガイドラインの変更や新たなエビデンス、市販後の情報収集によって、今後内容が変更となる可能性がある。

 

「イグザレルト適正使用ガイド」より抜粋

出血リスクの確認

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以下の患者には慎重に投与をしていただくようお願いします。

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*:出血リスクが高い患者
止血障害、凝固障害、先天性又は後天性の出血性疾患、コントロールできない重症の高血圧症、血管性網膜症、活動性悪性腫瘍の患者、活動性の潰瘍性消化管障害の患者、消化管潰瘍発症後日の浅い患者、頭蓋内出血発症後日の浅い患者、脊髄内又は脳内に血管異常のある患者、脳脊髄や眼の手術後日の浅い患者、気管支拡張症又は肺出血の既往のある患者等。

**:抗血小板剤、特に抗血小板剤2剤併用の患者
抗血小板剤2剤との併用時には、出血リスクが特に増大するおそれがあるため、イグザレルトとの併用についてはさらに慎重に検討し、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合のみ、これらの薬剤と併用してください。

「イグザレルト適正使用ガイド」より抜粋

抗凝固療法中は、出血リスク軽減のため、 十分な血圧管理をお願いいたします

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脳卒中治療ガイドライン2015[追補2017]

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日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会編:脳卒中治療ガイドライン2015[追補2017]、協和企画2015より抜粋

 

日本高血圧治療ガイドライン2019

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現時点ではエビデンスは十分ではないが、抗血栓薬使用中の高血圧患者における頭蓋内出血を予防するためには、脳、心臓、腎臓などの虚血症状、所見に注意しながら、130/80mmHg未満を目指して降圧することが望ましい。

 

日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編:日本高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)より抜粋