用法及び用量
非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制(NVAF)

成人:静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症及び肺血栓塞栓症)の治療及び再発抑制(PE/DVT)

小児:静脈血栓塞栓症の治療および再発抑制(小児VTE)

下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制(PAD)
効能又は効果
下肢血行再建術施行後の末梢動脈疾患患者における血栓・塞栓形成の抑制
用法及び用量
通常、成人にはリバーロキサバンとして2.5mg を1日2回経口投与する。
7. 用法及び用量に関連する注意
7.1
アスピリン(81~100mg/日)と併用すること。なお、患者の状態に応じて本剤又はアスピリンの中断等を考慮すること。
7.2
下肢血行再建術施行後の初期治療において抗血小板剤2剤併用療法が必要な場合は、アスピリンとクロピドグレルを使用すること。クロピドグレルの使用期間は必要最低限にとどめること。
7.3
本剤の投与は、下肢血行再建術が成功し、止血が確認できた後、早期に開始すること。
Fontan手術施行後における血栓・塞栓形成の抑制
- 通常、2歳以上の小児に、体重に応じて以下の用法及び用量で投与します
- 体重20~50kg未満のFontan手術後の小児患者さんには、ドライシロップのほか、錠剤(2.5mg)が処方可能です
- 体重50kg~のFontan手術後の小児患者さんには、ドライシロップのほか、錠剤・OD錠・細粒分包(10mg)が処方可能です

6. 用法及び用量(抜粋)
・
通常、体重50kg以上の小児にはリバーロキサバンとして10mgを1日1回経口投与する。(錠・OD錠・細粒分包10mg)
・
通常、体重20kg以上30kg未満の小児にはリバーロキサバンとして2.5㎎を1日2回、体重30kg以上50kg未満の小児には7.5mgを1日1回経口投与する。(錠2.5mg)
・
通常、2歳以上の小児には、体重に応じて1.1~10mg(詳細は上記参照)を1回量とし、1日2回又は1日1回経口投与する。1日1回及び2回投与においては、それぞれ約24時間及び約12時間おきに投与する。(ドライシロップ小児用)
7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)
・
体重20kg未満の小児等に投与する場合は、リバーロキサバンドライシロップを使用し、体重20kg以上50kg未満の小児等に投与する場合は、リバーロキサバン錠2.5mg又はドライシロップを使用すること。(錠・OD錠・細粒分包 10mg)
・
体重50kg以上で本剤(錠剤)の服用が困難な小児には、本剤以外の剤形を選択すること。(錠10mg)
・
体重20kg以上50kg未満で本剤(錠剤)の服用が困難な小児等には、リバーロキサバンドライシロップを選択すること。(錠2.5mg)
9. 特定の背景を有する患者に関する注意(抜粋)
9.7 小児等
2歳未満及び9歳以上の小児を対象とした臨床試験は実施していない。
体重50kg以上の小児では、錠剤・OD錠・細粒分包の処方も可能です
- 2歳以上のフォンタン手術後の小児患者では以下の剤形での処方が可能です。

※:
体重8kg以上10kg未満、12kg以上20kg未満には、イグザレルトドライシップ小児用103.4mgも投与量の観点から使用可能ですが、前後の体重区分ではイグザレルトドライシップ小児用51.7mgしか使用できず、頻繁な製品切り替えに伴う製品や投与ピペットの誤選択のリスクを低減するため、イグザレルトドライシップ小児用103.4mgの積極的な使用は推奨していません。
7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)
・
体重20kg以上50㎏未満で錠剤の服用が困難な小児等には、リバーロキサバンドライシロップを選択すること。(錠2.5mg)
・
体重20kg未満の小児等に投与する場合は、リバーロキサバンドライシロップを使用し、体重20kg以上50kg未満の小児等に投与する場合は、リバーロキサバン錠2.5mg又はドライシロップを使用すること。(錠・OD錠・細粒分包10mg)
・
体重50kg以上で錠剤の服用が困難な小児には、錠剤以外の剤形を選択すること。(錠10mg)